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山口県瓦工事業協同組合
屋根の豆知識
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 瓦の特長
最近よく耳にする「シックハウス症候群」。その原因は建材に含まれるホルムアルデヒドですが、瓦の原料は天然土なので健康に安心です。
元来自然土が原料なので公害がありません。
瓦と屋根面に空気層があるため、冷暖房の効率を高めます。数ある屋根材の中でダントツの断熱性を誇ります。
大半は日本工業規格(JIS)に基づき製品化されているため、災害などにより被害があった場合でも、材料調達が容易です。
地域の気候風土によって多少の違いはありますが、焼瓦はメンテナンスをすれば半永久的に大丈夫です。色あせのような劣化は若干見られますが、機能(性能)的に何の問題もありません。


 主な瓦の種類
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和型焼瓦 本葺瓦 S型防災瓦

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セメント瓦FF セメント瓦SS F型防災瓦


 瓦 Q&A

瓦はもともと土なのに雨で溶けたりしないのですか?
大丈夫です。
四季を通して降り注ぐ雨に美しくぬれる瓦。
我が国の平均降雨量は、年間1500〜2000ミリ。
多い地方は、4500ミリ以上も降りますが瓦なら安心。
科学的実験により吸水性・透水性も充分検証されております。
しかも、瓦は高温でじっくり焼成されますので耐火性能の点でも折り紙つき。
万が一の火災発生時でも有毒ガスが発生せず、また飛び火から建物の延焼も防ぎます。まさに、自然素材ならではの性能です。
 
瓦には隙間がありますが、なぜですか?
クリックで拡大建物を長生きさせるためには、屋根の通気性が大切です。
この隙間を空気が流通し、建物内の湿気を外に排出する機能をもっています。
瓦は形と施工により、適度な通気ができますので、室内空気の換気や結露防止にも万全な屋根材です。
 
瓦はただ単に屋根にのっているだけなのですか?
クリックで拡大台風や地震などの強い力がかかっても瓦がずれたり飛んだりしないという徹底した安全性を追及する「ガイドライン工法」山口県瓦工事業協同組合加盟店は、科学的データに基づいた開発による、瓦屋根標準設計施工ガイドラインに示された性能を確保するよう努力しております。
 
釉薬瓦(ゆうやくがわら)に見られがちな細かいヒビ割れは?
クリックで拡大陶器は貫入(かんにゅう)と呼ばれる表面亀裂が発生する場合があります。
本体生地までのものではなく品質の劣化を伴うものではありません。
従って、雨漏りの心配はございません。
 
屋根の耐久年数は?
瓦の寿命は50年〜100年といわれています。
しかし実際には、1000年以上の風雪に耐えている古い屋根瓦の建築物が残されています。
瓦は屋根材の中で最も長生きし、長い目でみれば、どんな屋根材よりも経済的です。
でもその為には、早目の点検や手入れが大切です。
瓦万年 手入れ年々!の所以(ゆえん)です。
 
雨漏りがするのですがやはり屋根が原因でしょうか?
雨漏りは一概に瓦からではない場合があります。
例えばサッシなどの隙間、谷板金に穴が空いている等もあります。
 
もし、雨漏りが始まったら何かしておくことがありますか?
雨が漏り始めた場合は、電気のブレーカーを落としましょう。
これは、漏電による火災防止のためです。
 

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